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Aoyama Yuko

Author:Aoyama Yuko
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遠い記憶のかけら
 生まれて初めて降り立った海の向こうの土地は、まだソ連時代のモスクワでした。たった一泊のトランジットだったけどインパクトは強かった。一番料金の安かったソ連の飛行機で極々小さい座席。今にも墜落しそうな雰囲気の中で十数時間過ごし、間もなくモスクワに到着という時に空から目についた景色は、緑や黄色の可愛らしい家が数件ある森の中の村でした。

 ペレストロイカ以前の空港ではライフルを抱えた大きな女性兵士も目につき、〈ああ、異国に来たなぁ〉という感じ。笑顔もない。時々小さく微笑んでくれる男性兵士になんとなくホッとしたものです。連行されるような気持ちでたどり着いたホテルは古いトランジットホテルで、食事は酸っぱいスープに酸っぱいパン。水を買う機会を失い困っていたらスウェーデンに帰る途中の小さな男の子を連れたやさしいお母さんが水を分けてくれました。部屋では使われていないためなのか、バスタブを覗いた瞬間にパァ~っと小さい虫達が慌てて飛び散ります。

 疲れているのに、あまりの静寂の中で返って寝付かれず、カーテンの隙間からそっと外を眺めると、どんよりとしたグレーの明け方の空気の中で鉄砲を抱えた兵士の見張り番が数人、そして遠くに見えるモスクワ川が優雅に曲線を描いていました。なんだか無性に物悲しくて、心の奥で凍っていた記憶が温かい手に触れられて少しだけ溶け出して来たような、不思議な感覚がありました。たったそのくらいの短い小さな思い出なのに、あのホテルの窓からの景色は私の中に大きな記憶を残しています。

 輪廻転生を信じるならば、私はこの土地で男性として生まれ、生活していたことがあるのかも。あの時、ホテルのベットで目を閉じている時、切れ切れに浮かんできた映像は今でもなんとなく脳裏に残っています。

。。。なんだか、随分と昔のことをふと思い出しました。

さて、最近のお目覚めアルバムは、“John Pizzarelli/Let There Be Love”
彼のソフトな歌声で目覚めるのはとっても心地いい お試しあれ!
JOHN PIZZARELLI
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Music | 03:39:14 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
みんなでわいわい楽しい旅もいいけれど
異国での心細い感傷は 振り返ると素敵な思いでですね!
旧ソ連の人たちはこの重苦しさが日常だったわけだから
大変だったでしょうね。
2009-02-17 火 09:53:30 | URL | UNI [編集]
UNIさん、今行ったら全然違うんでしょうね~。も一度行って確かめてみたい気もします。が、やっぱ楽しいとこがいいかぁ~!しばらく旅行ってものをしてないので、今年は海外に行って来たいなぁと思っております(^^
2009-02-17 火 12:10:01 | URL | u-ko [編集]
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